一番好きなSF
古典SF界のBig3であるアイザック・アシモフ(wikipedia)のファウンデーション(シリーズ)が私の一番好きなSFです。彼の(有名な)著作の多くがファウンデーションに絡だり合流し、一貫性のある(そして広大な)世界を形成しています。以前紹介した「永遠の終わり」ではファウンデーションシリーズに異星人が登場しない理由を説明しています。
アシモフといったら「ロボット3原則」のロボットシリーズも有名ですが、これも彼の晩年の作品でファウンデーションに合流しています。ファウンデーションシリーズには一切ロボットが登場していないのに、矛盾無く説得力のある形でロボットシリーズが合流したのにはとても感動しました。これについては長くなりそうなので別の機会に記事にしようと思います。
ガンダム00
ガンダム00(wikipedia)を見た時にファウンデーションを思い出しました。もちろんモビルスーツの登場など異なる部分は多いのですが、背骨?の部分がファウンデーションと似ているのです。「人類の未来を危惧した天才が、高い科学技術をもった組織を準備し、周到にプランを進めていく。途中で超人類が登場するも、それすら予測済み」という所が。実際にgoogleで検索すると多くのSFファンが指摘しています。
→参考:google検索「ガンダム00 ファウンデーション」
雑談
ファウンデーションには歴史心理学(wikipedia)という学問が登場します。これは「個人の行動は予測できないが、膨大な個人の集団の行動は予測できる」という学問なのですが、これは経済学(マクロ経済学/行動経済学/金融経済学など)と似ています。
そんな分けで私は大学で経済学部を選択したのですが、実際は前提条件が多すぎて現実的ではない印象を持ちました(まぁ完全に予測できたら怖いですが…)。そんな中、見聞を広めるために「生態学」関連の本を読んでいたのですが、原始的な生物は欲求に素直で人間よりも予測しやすいという主張に出会いとても惹かれました。PC上で適切なパラメータを設定すれば植生を大まかに予測できるなんて記事もありました。
そんな理由で理学部生物学科に転部することにしたのです(その後も色々転々としました)。ちなみに経済学(economics)の語源は「oikos(家)nomos(法)」で、生態学(ecology)の語源は「oikos(家)logos(学問)」で語源もとても近いのです。
さらについでに、経済学にも生態学にも共通の用語で「ニッチ(wikipedia)」という用語があるのですが、これは元々建築用語で「石像などを安置する壁の凹み(wikipedia)」を指します。アニメテガミバチでは「ニッチという少女」が登場するのですが初登場時に「駅のニッチ」に拘束されていたのを思い出します。今回もアクロバティックなアフィリエイトです。
twitterを本格的に初めてみた。ブログの更新記事をつぶやくのがメイン。あとCocos2dやUnity、その他アプリ開発に関連するツイッターの方をフォローして情報も集められたらなぁと思います。
— 柳澤@ゲーム作るよ (@designdrill) 2015, 12月 28