ビジュアルノベル+クリッカー
「短時間でクリアできそうなゲーム」ばかり遊んでいたので、時間をかけて遊ぶゲームがフォルダを圧迫している今日この頃です。ということで詰まれていたゲームを消化、先週は「おたのプリンセス」を遊びました。PV(下動画)も作り込まれていてスゴイです。
例によって、ゲームの説明はアプリゲット様を参考にしてください。
工業高校に舞い降りたひとりの天使?悪魔?ゲーム制作を行って物語を進める青春アドベンチャー
退屈な部分を動画広告で短縮
カテゴリとしてはビジュアルノベル+クリッカー系でしょうか?。ユーザーの心をビジュアルノベルで掴んで、クリッカー部分でマネタイズ(利益化)しているアプリです。クリッカーの部分は単調で退屈なのですが、動画広告を視聴すると部員が「絶好調」状態になり時間を短縮できます。
楽しい部分に退屈な部分を挟み、広告視聴ボーナスで退屈な部分をショートカットさせるのは動画広告の王道の1つ。
このブログでも何回か書いていますが、私はクリッカー系のゲームが好きではありません。ですが、このゲームはストーリーが面白いので続けてしまいます。そして嫌いなクリッカー部分を早く終わらせるために動画広告を見ました(現時点で10回くらい?)。
放置系なので仕事の合間に遊んでいました。そのため「リリーさんバトる(記事)」と比べると動画広告を利用する機会は少なかったです。カテゴリー的に仕方のない部分ですが、シューティングに比べればマシでしょうか。
コンテストでグランプリを取る所までは到達できたのですが「過去と対峙せずに逃げた」感じのエンディングで「もやもや」しました。しかし、どうやらコンテスト優勝以外に「真のエンディング」があるようです。ここまできたら最後まで行かないと!。面白い物語が作れる方が羨ましい!
良作だからといってDLされるとは限らない
このアプリのDL数はAndroidで「100〜500」となっています。このカテゴリだとiOSの方がDL数が多いと思うので、合計DL数は1000〜1500という感じでしょうか?。予想以上にDLされていません。
このゲームはリリース時に色々な「スマホゲーム紹介サイト」で取り上げられました(google検索)。さらに先行して押切蓮介氏の「オタサーの姫(google play)」が出ていたので検索ワード的にも時流に合っていたと思います。
さらにアイコンやPVもキャッチーなのにDL数が伸びないのは「アプリ紹介サイトを普通の方は見ない(読者はアプリの開発者ばかり)」や「googlePlayやAppStoreでゲームを探す人はかなり少ない(口コミが多い)」ためだと思います。つまりゲームの内容ではなく、業界の構造的な問題のような気がします。
ネガティブに考えるのではなく、「その構造」を利用してDL数や収益を上げる道を探すのが良さそうです。
アーリーアダプターに楽しんでもらい口コミで広げてもらうことがメインの到達経路。しかし個人開発者が着目する到達経路は「あと2つ」あると思うのです。
上の記事に「カテゴリのファンからの検索」という項目があり、ここで人気のカテゴリを狙ってはどうか?的なことを書いています。この作者さんの次回作はソシャゲ以外で最大の人気カテゴリである「脱出ゲーム」です。アプリ数も多く競争も激しいと思うのですが、比較的プレイ時間が短くサイクルの速いカテゴリなのでチャンスはあると思うのです。リリースされたらDL数の動向を観察したいと思います。PVはすでに公開され、かなり面白そうな香りがします。
この作者さんもクマンタ(記事)の作者さん同様に世界観がハッキリしているので、1つブレイクすれば芋ずる式にDL数が伸びる気がします。
twitterを本格的に初めてみた。ブログの更新記事をつぶやくのがメイン。あとCocos2dやUnity、その他アプリ開発に関連するツイッターの方をフォローして情報も集められたらなぁと思います。
— 柳澤@ゲーム作るよ (@designdrill) 2015, 12月 28