運命の道とラン・ローラ・ラン

By | 2016年3月8日

SFではないけれどメモ

前々回の記事でヘッセの「メルヒェン」についてメモしましたが、wikipediaの収録作品のリストにあると思っていた作品がありませんでした。

内容は、主人公が3つの中から1つの道を選択するのですが「どの道を選択しても死んでしまう」という救いのない物語です。救いがないからこそ「メルヒェン」に収録されていると思っていたのですが思い違いだったようです。気になったので探索することに。

O・ヘンリー著でした

まずgoogleで「短編 3本の道」と検索すると、内容が結構バラけていて「検索ワードが悪いかな?」と思ったのですが、このページ(リンク)がヒントになり著者は英語の教科書にも収録されている「賢者の贈り物」や「あの葉っぱが落ちたとき私は死ぬんだわ..(最後のひと葉)」で有名なオー・ヘンリーっぽいことが分かりました。

ただgoogleの検索結果から見てタイトルは「3本の道」ではなさそうなので、キーワードを「オーヘンリ 道」に変更して再検索。wikipedia内の「運命の道」が1番目にヒットしてタイトルが判明しました。内容は先にも述べたとおり「どのみち死んでしまう」救いのない物語ですが、読者の感想がいろいろあって面白いです。興味のある方は以下のリンクでgoogle検索結果を表示するようにしたので、いろいろな方の読後の感想を見てみてください。
→参考:google検索「ヘンリー 運命の道

ラン・ローラ・ラン

この「運命の道」とセットで記憶にあるのがドイツ映画の「ラン・ローラ・ラン(wikipedia)」です。この物語も3つの道?を選択していくのですが最終的には救われます。「運命の道」も「ラン・ローラ・ラン」も各選択ごとのリンクはないのでタイムリープ系の物語ではありません。

個人的には「未来は確定していて変わらない」という考え方が好きです。宗教革命で有名なカルヴァンの予定説(wikipedia)とかも面白いです。教会の権力が絶大な時に以下のようなことを説いて「よく生き延びたものだ」と感心します。
ジャン・カルヴァンの生涯 上―西洋文化はいかにして作られたか

予定説に従えば、その人が神の救済にあずかれるかどうかはあらかじめ決定されており、この世で善行を積んだかどうかといったことではそれを変えることはできないとされる。例えば、教会にいくら寄進をしても救済されるかどうかには全く関係がない。神の意思を個人の意思や行動で左右することはできない、ということである。

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