デザイナーにも分かりやすいjQuery入門講座|jQueryの使い方

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索引
1章:小ネタ系
2章:ショーケース系
3章:カルーセル系

イージングの追加

サンプル紹介

アニメの表現力を高めます

jQueryのアニメで利用できるイージングは「linear」と「swing」と2つしかありません。これでも十分かもしれませんが、プラグイン「jquery.easing」を組み込むことで32種類ものイージングを追加することができます。

左の画像をクリックするとサンプルが開くのですが、このサンプルで青い■をクリックしてみて下さい。バネのように■が拡がると思います。これはイージングの「easeOutElastic」を利用したアニメでバネが弾けるような動きになります。

組み込み

jQuery Easing Plugin ver1.3著作権:???
ダウンロードサイト:jQuery Easing Plugin
ライセンスについての明記がありませんが、商用で利用する場合は著作者にビールをおごって欲しいとのこと。サイトに「Buy me a beer」ボタンがあります。

プラグインは右記のサイトからダウンロードすることができます。→jQuery Easing Plugin
htmlへの組み込みは以下の様に、jQuery同様scriptタグでリンクします。jquery.easingに関わらずプラグインはjQueryのリンクより後に記述するようにしましょう

<script type="text/javascript" src="jquery.easing.1.3.js"></script>

解説

jQueryのイージングと同じように利用できます。

jquery.easingを組み込むと、jQueryのイージングと同じように設定できます。サンプル(easing/01.html)を開いて、body内に2つのdiv要素とbutton要素があることを確認してください。div要素はid属性に異なる名前(defとplugin)を設定して区別しています。

<div id="def">linear</div><br>
<div id="plugin">easeInOutBounce</div><br>
<button>move</button>

jQueryは以下の様に記述され、buttonがクリックされるとid属性がdefの要素とpluginの要素は共にanimateメソッドによって左500pxの位置にアニメで移動されます。

このときイージングは「id属性がdefの要素」はjQueryの「linear」に設定され、「id属性がpluginの要素」はプラグインで追加される「easeInOutBounce」が設定されています。

$("button").click(function(){
	$("#def").animate({"left":500},3000, "linear");
	$("#plugin").animate({"left":500},3000, "easeInOutBounce");
})

結果として、buttonをクリックすると下のdiv要素はプラグインによって追加されたトリッキーな動きで移動します。他にも色々な動きが追加されているので次の項で確認します。

すべての動きを確認する

追加される32種類のイージングを確認できるサンプルを作成しました。サンプル(easing/02.html)を開いて説明文を読んでください。セレクトタグで確認したいイージングを指定して「anime start」ボタンをクリックすると、右側の■が指定されたイージングで移動し、移動が完了すると軌跡が左側に表示されます。

軌跡は比較できるように消えません。軌跡を消したい場合は「canvas clear」ボタンをクリックしてください。

軌跡の描画はcanvasの機能を利用して描画しています。IE以外のブラウザで確認して下さい

バネのような動き

イージングを「easeOutElastic」に指定すると、バネのような動きになります。サンプル(easing/03.html)を開いてbody内にdiv要素しかないことを確認してください。jQueryは以下の様に記述され、div要素をクリックすると「easeOutElastic」のイージングで幅と高さがバネのように変化して100pxになります。

$("div").click(function(){
	$("div").animate({"width":100, "height":100},500, "easeOutElastic");
})

要素の基準点は左上のため、真ん中から拡がるように見せたい場合はサンプル(easing/03b.html)のようにマージンも変化させないといけません。

$("div").click(function(){
	$("div").animate({"width":100, "height":100, 
	"marginTop":75, "marginLeft":75},500, "easeOutElastic");
})

キビキビとした動き

デフォルトの「swing」は現実世界に即した動きなのですが、初速が遅いため「少しもっさり」とした動きになります。これを「easeOutExpo」に変更すると初速が早いため「キビキビ」とした動きにすることができます。まずは「swing」を確認します。

サンプル(easing/04.html)を開いて「move」ボタンをクリックして写真が切り替わることを確認して下さい(似たような仕組みはサンプルページの診断系コンテンツで詳しく説明しています)。ここではjQueryが以下のように、イージング設定を「swing」にしている事だけを確認して下さい。

$("button").click(function () {
	myPage++;
	if (myPage >= pageNum) myPage = 0;
	var myPos = myPage * -600;
	$("#photo").stop(true, false).animate({left: myPos},500, "swing");
});

続いて「easeOutExpo」を確認します。サンプル(easing/04b.html)を開いてイージングの設定以外はeasing/04.htmlと同じ事を確認して下さい。

$("#photo").stop(true, false).animate({left: myPos},500, "easeOutExpo");

「move」ボタンをクリックして動きを見ると「swing」よりもキビキビとした動きであることが確認できると思います。好みの問題かもしれませんが、キビキビとした動きにしたい時は「easeOutExpo」を利用してみて下さい。

デフォルトの設定

jQueryではデフォルトのイージングは「swing」ですが、jquery.easingプラグインを利用すると変更することができます。サンプル(easing/05.html)を開いてbody内の構成がeasing/03b.htmlと同じ事を確認してください。しかしjQueryは少し変更されており、以下の様にイージングの設定がしてありません。

$("div").click(function(){
	$("div").animate({"width":100, "height":100,
	 "marginTop":75, "marginLeft":75},500);
})

ですがdiv要素をクリックするとeasing/03b.htmlと同じようにバネのような動きをします。これは以下の部分でデフォルトのイージングを「easeOutElastic」に変更しているためです。

jQuery.easing.def = "easeOutElastic";

この処理によってイージングの設定が省略されると「easeOutElastic」をデフォルトとして利用するようになります。特定のイージングを大量に利用する時に設定すると便利だと思います。