収益を削る動画?
アプリ制作の勉強のため色々なアプリを遊びたいのですが、時間が無いのでYoutubeでアプリ動画を見て回ることにしました。それで後述の動画に辿り着いたのですが、これは「開発者的には困る」のではないでしょうか?
クリッカー系のアプリの魅力は付随するシナリオや追加される新キャラ(コレクション要素)などです。そのためにクリックという単純労働を強いられます(それを回避するために課金などの仕組みがあり、それが開発者の利益になります)。
もしクリックすることなくシナリオの結末や全キャラクターを閲覧できたらプレイヤーはゲームを遊ばなくなるのではないでしょうか?Youtubeにはクリッカー系のアプリの結末をネタバレしている動画が結構あります。
→参考:Youtube検索「君の目的はボクを殺すこと」
→参考:Youtube「Tap titans tournament stage 2500 (Max)」
ネタバレ情報は昔からweb上にあるから「今更では?」という感じがあるかもしれません。しかし文字や画像のみのネタバレは「体験感」が弱くネタバレの後にゲームを遊ぶ気になる可能性も少しあるような気がします。しかし動画は「体験感」が強く、アプリからプレイヤーを引き離してしまうような気がするのです。
→参考:Google検索「実況動画 訴訟」
面白くて引きの強いクリッカー系アプリほど動画がアップされダウンロードが伸びず、地味で誰も動画をアップしないクリッカー系アプリがダウンロードを伸ばすなんていう逆転現象が起こるかも?…いや無いか。
アクション系にはメリット
一方で任天堂がサポートしているように、アクション系のゲーム実況は開発者にとって利益を与えそうです。ゲームの魅力を回りに伝えて「私もやってみたい」という気持ちにさせるため。
→参考:ファミ通.com「任天堂の著作物を含む動画が“クリエイター奨励プログラム”に対応」
弾幕ゲームもアクション系なので実況動画によるマイナスの影響は無いと思います。というか自分で攻略動画を大量にアップしているし。
→参考:Youtube検索「弾幕の器」
でも流れも速いから
とはいえ「純粋なクリッカー系アプリ」は飽きが来ている方も多いと思うので、今後は色々な要素をプラスしたネタバレ動画の影響を受けないような新しいクリッカー系が登場しそうです(期待を込めて)。
twitterを本格的に初めてみた。ブログの更新記事をつぶやくのがメイン。あとCocos2dやUnity、その他アプリ開発に関連するツイッターの方をフォローして情報も集められたらなぁと思います。
— 柳澤@ゲーム作るよ (@designdrill) 2015, 12月 28