雰囲気作りや演出が秀逸
このゲームは1章と2章が大きく異なるので記事を2回に分けます。今回は1章についてのメモ。
ゲームの内容は下動画のとおりで、森の住人とコミュニケーションしながら伝説の秘薬「風華」の調合を目指すゲームです。カテゴリ的には3Dフィールドを利用したノベル系脱出ゲームといっても良いかもしれません。スライドプリンセスのようにタイトルに「脱出ゲーム」を追加してASO対策してもよさそう。スライドプリンセスも脱出はしてないけれどタイトルに「脱出ゲーム」といれていますし。
追記:スライドプリンセスはシークレットステージをクリアすると脱出できました!
キャラ達の多彩な仕草や演出は個人制作とは思えないクオリティで世界に引き込まれます。
ただしストレス無く遊ぶにはハイスペックな端末が必要かも。タブレットのような大きめの画面で遊ぶのがオススメです。
課金コンテンツがあっても良いと思う
2章については次回記事にする予定ですが、とても感動的な物語がありました。最後までプレイしたユーザー数は少ない気もしますが、2章の最後まで遊んだ方の作品への忠誠度?はかなり高い気がします。そして「もう少し物語に浸っていたい」という気持ちも大きく、課金コンテンツがあっても良いのでは?と感じました。
以前記事を書いたように、物語性の高いアプリでは「本編への感謝の気持ち」もあるのでシンプルなサイドストーリーだけでも購入者は多いと思うのです。質の高いアプリを作れる方は「盛大に儲かって欲しい」と思う今日この頃なのです。
サイドストーリーは消費アイテムと異なり時間を掛けても獲得はできません。そのため課金率は上がると思うのですがコンテンツが高品質である必要があります。
ストーリー性の高い2章はサイドコンテンツの追加には向かないと思うのですが、1章のシステムはサイドコンテンツに丁度良いと思うのです。追加コンテンツはコレクション要素や新キャラの追加は無しで会話データの追加だけでサブストーリーを展開させる位で良いと思います。例えば以下のような。
ただ個人的にはメルンちゃんの追加服装があると嬉しいです。
ルナとハロウィンのカボチャ
ルナが昔作ったハロウィンのカボチャが突然笑いだして止まらなくなった。メルンちゃんは原因を探るため森の住人から情報を集めるうちに、9年前にルナがこのカボチャに込めた思いを知ることになる…。(メルンちゃんの追加衣装:かぼちゃドレス)
ロゼッタとクリスマスケーキ
ロゼッタは紅茶に合うケーキを作るため頻繁に洞窟を抜け出していた。メルンちゃんはロゼッタのレシピを実現しようと森の住人から情報を集めるうちにロゼッタの外界への思いを知ることになる…。(メルンちゃんの追加衣装:サンタ衣装)
ガウェインとお月見
ある夜、森の住人達が大勢の宇宙人を目撃した。メルンちゃんも宇宙人に会うために夜の森にくり出した。森の住人から情報を集めるうちに宇宙人たちの奇妙な寄り道を知ることになる…。(メルンちゃんの追加衣装:浴衣)
端末のスペックは益々上がっていくと思うので描画負荷の問題も解消されそう。なので、このメルフォレのシステムを流用して人気カテゴリのノベル系脱出ゲームに参入すると良いかもしれない。
個人的に遊びたいだけなんですけれどね。ともあれ脱出系のゲームは今後、色々進化していきそう。
操作に慣れるのに時間がかかるかも
最初は思うように移動したり物を調べたりできずストレスがたまりました。しかし遊んでいるうちに引っかからずに移動する道筋を覚えたりして慣れました。慣れるとバーチャルパッドよりも移動しやすいと思います。わたしはタブレット機の大きな画面でプレイしたため遊びやすかったのかもしれません、画面の小さな機種だとつらいかも…。
逆に慣れてくるとメルンちゃんの移動速度に不満が出てきます。移動する範囲は段々広がるので、移動速度が遅いと目的地に着くまでに時間がかかってしまうのです。設定か何かで移動速度を変更できると良かったかも。
私が1章をクリアした時には2章がすでに用意されていましたが数ヶ月間は放置していました。2章は移動範囲が広がり、さらに長距離歩く必要があって耐えられなくなってしまったのです…。でも最終的には2章もクリアしました。
次回は2章の記事にする予定です。
その他:iOS版の少なさ
こういうゲームはiOSが強いと思っていたのですが、予想外にiOS版のDL数が少なそう…。DL数とコメント数は比較的強い比例関係があるので、コメント数からアバウトにDL数を推定できます(私の持っているアプリのデータからの推定)。このアプリではGooglePlayのコメント数が542件もあるのに対し、AppStoreでは全てのバージョンを含めても22しかありません..。この圧倒的な差は何なんでしょう?
iOS版は最近リリースされたとか?
twitterを本格的に初めてみた。ブログの更新記事をつぶやくのがメイン。あとCocos2dやUnity、その他アプリ開発に関連するツイッターの方をフォローして情報も集められたらなぁと思います。
— 柳澤@ゲーム作るよ (@designdrill) 2015, 12月 28