来年に繋ぐメモ
今年一番気になった記事をメモ。アプリマーケティング研究所の以下の記事。
「自分のテクニックを磨くよりも、キャラをパワーアップできるゲームの方がスマホに向いている」という感じの記事です。
→参考:「カジュアルゲームはスマホ、骨太ゲームは3DS」スキップモアが語る、1,300万円稼いだアプリとスマホじゃ儲からなかったゲームの話。
上記の記事が4月15日。そして6月初旬に弾幕の器の最終バージョンアップがあり、iOSの方に以下の様なアンケートをお願いしています。完全に上記記事の影響です。ちなみにiOS版でのみアンケートを取った理由は、AndroidではすでにA案(東方系)の弾幕ゲームが出ていたけれどiOSにはなかった(6月時点)ため、iOSでA案のニーズがあるのかを確認するためでもありました。
以下、弾幕の器(iOS)のバージョンアップテキストからの引用
最後にもし宜しければアンケートにお答えください。次回作については企画が決まっており、アプリの「続編予告」で説明しているのですが次々回作で迷っています。もし次の2案であればどちらが好みですか?好みの案を感想のついでにでもレビューに書いて頂けたら幸いです。
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A案:上級者向けの弾幕ゲーム
・自機は特性の異なる複数の機体から選択
・敵に砲塔はなくダメージによって攻撃が変化
・今回追加した「神型空母」のレベルが最弱の敵レベル
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B案:弾幕の育成ゲーム
・敵を倒すとコインを得られ、それで自機をパワーアップ。
・パワーアップは弾幕の強化やシールド追加など色々。
・今回追加した無双モードの発展系のような感じ。
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アンケートの結果は以下の通り(12/31現在)。9月に弾幕の器2をリリースした時点では接戦だったのですが、現時点ではダブルスコアとなっています。
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A案:47票
B案:23票
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前述の記事とは逆の結果になってしまいました…。
弾幕勢はちょっと違う?
しかし、それは母集団が最後のバージョンアップまで遊んで頂いた「弾幕ゲームになじみのある」方々のためなのでしょう。ジャンルによってはキャラのパワーアップに頼らず自身のテクニックを鍛えるゲームの方が評価して頂けるのだと思います。
スマホの弾幕勢は少ないので
しかしスマホの操作(スワイプ)では指が邪魔になり弾幕を避けるのには向きません。そのため弾幕の主戦場はまだまだPCで、スマホの弾幕シューターは少ないのだと思います。もちろん弾幕の器の完成度がまだ低いという理由でDL数が伸びないというのもあると思いますが…。
ちなみに弾幕の器シリーズのDL数は以下の通り
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弾幕の器 :約6万(iOS-35,600 android-24,476)
弾幕の器2:約1万(iOS- 8,460 android- 4,717)
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なのでスマホの最大勢力?であるカジュアル層に受け入れられるようなB案も大切だと思うのです。
来年は稼ぐぞ!
去年末も同じ事を言っていた気がします…。来年の1作目はA案の弾幕ゲームになると思いますが、2作目以降はB案の弾幕ゲームが続く思います。カジュアル層の方に弾幕ゲームに興味をもってもらえるようなゲームを作り、DL数を増やして利益を出したいです!。今年は2本しかリリースしていないので来年はもっと頑張ります。
最後に
来る年が皆さまにとって良い年でありますように。そして来年もよろしくお願いいたします。
twitterを本格的に初めてみた。ブログの更新記事をつぶやくのがメイン。あとCocos2dやUnity、その他アプリ開発に関連するツイッターの方をフォローして情報も集められたらなぁと思います。
— 柳澤@ゲーム作るよ (@designdrill) 2015, 12月 28